ススキ(薄)
狐火の 燃つくばかり 枯尾花
山は暮れて 野は黄昏の 芒かな 与謝蕪村 |
撮影日 | 03.09.10 |
場 所 | 井野 |
科 名 | いね科 |
花 期 | 8〜10月 |
花 径 | |
ひとこと | 漢字で書く薄は草が茂っている様子を表し、尾花は動物の尾に見立てたものである。鶏か狐という両説がある。昔は家畜の飼料や燃料にも使用され生活に密着した植物であった。原産地は中国などの東アジア。 秋の七草の一つである。華麗な花とは違うが、日差しがビロードに輝き、秋の景色を彩る。万葉集にも登場しススキと歌われる物17首。尾花と歌われる物19首。カヤが10首と分かれる。 |